シュトイテControltec、SPS 2024に出展 / 防爆、ワイヤレスと安全装置:特殊用途向け開閉器

シュトイテの事業部門であるControltecは、SPS 2024の場で、産業用スイッチの新製品を発表します。これらの新しいスイッチの用途は大きく異なりますが、共通しているのは、過酷な環境でも長寿命を誇るなど、規格で要求される以上に、特別な要望を満たしていることです。また、ワイヤレス信号伝送などの革新的な技術も採用されています。

ニュルンベルクの展示会でシュトイテがデモンストレーションするスイッチ装置には、特に複雑な環境下で信頼性の高い動作を実現するためにゼロから開発された、ソレノイドインターロック(Ex)STM 515があります。これは、危険な動きが完全に停止するまで、防護扉を確実にラッチします。堅牢で耐腐食性のアルミダイキャスト製エンクロージャ、4000Nの優れたロック力、ガス防爆および粉じん防爆ゾーン(1、2、21、22)での使用適性などの設計上の特徴があります。このように、機械の安全性と高水準な防爆性能が1つのスイッチシリーズに統合されています。

シュトイテのベルトアライメント(蛇行検知)スイッチ ZS 92 SR シリーズは、ヘビーデューティとワイヤレスという、これまでにない技術と機能の組み合わせを実現しています。独立したRF I/O無線モジュールにより、2台のベルトアライメントスイッチ(それぞれ、事前警告とシャットダウン)から、対応する無線受信機まで、最大400mの信号伝送が可能です。これにより、ケーブル配線の手間を最小限に抑えられると同時に、産業用コンベアのような過酷な環境では決して排除できないケーブル損傷のリスクも軽減されます。ここにはシュトイテが開発した双方向 sWave ワイヤレス技術も使用されています。

SPSにおいて、シュトイテControltecは、すでに実用化されているワイヤレスソリューションの実演モデルでさらに紹介します。ここでは、組立・ハンドリング技術(ターンテーブルのテンショニングエレメントの監視)から、ロボット工学(グリッパーとワークピースの位置)、プラスチック加工(射出成形ツールの監視)、プロセス技術(バルブ位置の監視)まで、幅広い分野をカバーします。

このような作業には、誘導型近接センサ、フットスイッチ、コマンド装置、ポジションスイッチなど、堅牢で耐久性に優れたワイヤレススイッチング装置を幅広く利用できます。シュトイテは、SPSにおいて、業界標準であり、産業界全体で実績のあるワイヤレス技術を使用することの可能性と利点を、来場者に伝えたいと考えています。これをできるだけ現実的に紹介するため、6つの実演モデルとアプリケーション例を展示します。

シュトイテはSPSに出展します:会期11月12日~14日、第9ホール、140番ブース

ファイル:

SPS_2024.jpg jpg | 2 MB