多くの生産拠点では、ドーリーまたは牽引台車を使用して材料供給に可動性をもたらしています。sWave.NET®通信ネットワークにより、これらのドーリーは自動材料供給と補充に統合することが出来ます。
コンセプトは簡単です:ワイヤレスRF DSENS-NETセンサは、ドーリーが駐車しているモノレールトラックの出入り口に設置されます。DSENS-NETセンサは、モノレールトラック上の満杯、あるいは空になっているドーリーの動きを検知し、無線で顧客のITシステム(ERP、WMSなど)に補充命令を出すことができます。
sWave.NET®により、情報フローにおけるギャップは解消され、またリアルタイムでの伝送により、現場への供給はより確実に管理されます。同時に、材料の補充時間が短縮され、その結果、補充プロセスの効率が大幅に向上します。
モノレールトラック用センサは、この用途に特化して開発されました。センサは一方では、極めて堅牢でなければならず、他方では、それぞれのトラック上からドーリーが出発または到着するのを非常に正確に検知できなければなりません。このタスクは、堅牢なエンクロージャでしっかりと保護されたセンサが担っています。電源用のバッテリも内蔵されており、5年以上という驚異的な寿命を誇ります。
センサはドーリーが向いている方向を認識するため、ドーリーの出庫・入庫も自動的に区別することができます。センサブリッジソフトウェアにより、センサが計数をワイヤレス送信する前に、1軸を検出するか2軸を検出するかを個別に設定することができます。センサのワイヤレスIDにより、ドーリー位置を確実に割り当てることが出来ます。
この第2世代のドーリーセンサは、精密であると同時に堅牢であり、リアルタイムで信頼性の高いワイヤレスベースのドーリー監視を行うことができます。このようにsWave.NET®プラットフォームは、自動補充管理のための重要な新機能を含み、拡張されました。
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