シュトイテの事業部門であるControltecは、爆発性ゾーン用の小型で堅牢なソレノイドインターロック、Ex STM 515シリーズを安全スイッチの製品ラインに導入しました。このシリーズは、さらに拡張され、「過酷環境」シリーズが追加されました。つまり、STM 515「Extreme」は、ダスト、汚れ、濡れ、振動などの悪条件下での使用が可能となります。
これを可能にする特徴のひとつが、過酷な機械的摩耗にさらされても長寿命を実現する、堅牢なアルミダイキャストハウジングです。複数のコーティング(不働態化剤、ベースコート、パウダーコーティング)により高度な耐食性が保証され、効果的なシーリングにより保護等級IP66/67を達成しています。特に、電気接続部は端子コンパートメント内でしっかりと保護されており、STM 515 Extremeを使用する上で、湿気や水分は何の支障もきたしません。衝撃や振動のある環境下でも、このSTM 515は確実に機能し続けます。
防爆型以外でもSTM 515シリーズ全体には、4 x 90°で位置変更が可能なアクチュエータヘッドなどの実用的な機能が含まれています。シュトイテのスイッチ機器のもうひとつの特徴として、さまざまな追加機能を備えたモジュラー設計があります。例えば、ユーザーは、スプリングロックまたはソレノイドロック(安全とは無関係な作業用)機構のどちらかを選択でき、オプションとして、補助リリース(アクセス側から)および/またはエスケープリリース/緊急ロック解除(危険区域から)も選択できます。
新しいシュトイテSTM 515 Extremeシリーズは、防爆を必要としないバルク製品産業の機械やプラントでのアプリケーションにも適用できます。